子育て中の介護士に役立つ3つのポイント

介護職は職場や仕事内容にもよりますが、土日に休めなかったり夜勤のある場合が少なくありません。介護職として、仕事と家庭を両立させていくのは容易なことではないのです。

そこで今回は、これを成功させるための3つのポイントを紹介していきたいと思います。

まずは、身近な人に協力してもらえる体制を作っておくこと。配偶者や夫婦の両親などと相談し、保育園の送り迎えや夜勤のときの体制、残業になったらどうするのかを事前に相談しておくと、咄嗟のときにも困らなくて済みます。

2つめのポイントは公的なサポートです。シングルマザーやファーザーの場合や側に頼れる親類もいない場合には、有料のサービスの利用も考えた方がいいでしょう。その前に、まずは公的機関に相談してみるのも有効です。

自治体にもよりますが、ファミリーサポートや預かり保育、ベビーシッター派遣、病児保育などのサービスがあります。自分が住んでいる自治体にはどのようなサービスがあるのかを調べて、しっかりサポートを受けましょう。

3つ目は職場の協力です。勤務先に柔軟性がなければ、小さな子どもを育てることはできません。もし、職場が子育てに理解がないようであれば転職も視野に入れましょう。

そのような職場見つからない場合にはパート勤務や日勤専任などの道も考えてみましょう。とにかく、できるだけ無理をしすぎないという心構えが必要です。仕事で心身を壊してしまえば、家庭はもっと大変なことになってしまいます。そうならないためにも、親も子も心身共に健康でいられる暮らし方を自身で作っていきましょう。